ビンテージは、もともとはワインの用語
ビンテージとは、本来、ワインの、ぶどうの収穫から醸造を経て、瓶詰めされるまでの工程を表す言葉です。そもそもは、ラテン語の「ぶどうを収穫する」という意味からきているのです。「ヴィンテージ・ワイン」といえば、高級ワインの代名詞であることから、これにちなんだ感じで、名品や、年代物の楽器・オーディオ製品・カメラ・衣料品・くるまなどの希少品等に対し、ビンテージもの、という言い方がされるようになりました。
一般的なビンテージの意味
年月を重ねることで、風合いが増し、希少価値が高くなった、高級な洋服や装飾品などをさすファッション用語として使われているのです。現在は、名品・一級品を示す用語として広く使われるようになっていますが、ヴァイオリンなどの楽器でよくこの言われ方がされます。他にも、時計、骨董品、さらにはジーンズなどの衣服でもこの言い方が使われたりもしていますが、一般的に、製造されてから10年以上の古いものをさして言われるようです。
ビンテージとアンティークの違い
たとえ希少価値があるものでも、製造されてからまだあまり年数が経っていないものは、ヴィンテージという言われ方はされません。ビンテージでよく知られたものとしては、楽器ではヴァイオリンのストラディバリウス、マーチンの年代もののギター、など、ジーンズのリーバイス501、日本では車のトヨタ2000GT、などがあります。基本的には1970年代以前のものをヴィンテージと言うようです。ビンテージと並んでよく遣われる言い方に、アンティークがありますが、一般的に、アンティークは、100年以上の年数を経たものを言うみたいです。
ビンテージは、はっきりした定義はない
アメリカでは、関税法で100年以上経過したものをアンティークとみなす、とはっきり法律で定めています。古着の場合、洗練されたクリエーターが作った、質の高い服のことを言います(古い時代のシャネルや、ディオール、70年代のクレージュなど・・・・)。なかなか古着では見つかりにくい昔のリーヴァイスが古着のビンテージでおなじみのようです。ただし、何をもってビンテージとするかについては、明確な基準があるわけではありません。
ビンテージマンションという言い方も
ビンテージといわれるためには、ただ古いだけでなく、これに加えて、何がしかの希少価値が無くてはいけないようです。また、不動産の世界では、最近ビンテージマンションという言葉が使われています。これは、マンションでも、築年数を重ねることで、資産価値を高め、ブランド的な価値を持った、ハイグレードなマンションのことです。立地環境が良く、一流の施工主によって建てられた、高額所得者向けの、非常にゆったりとした、高級感あふれるマンションで、最近人気が高まっているようです。